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健康堂整体療術協同組合 (厚生労働省 関東信越厚生局 認可)加盟
相模原の相模湖から山間に入った東海自然歩道沿いにあり、 周りを山に囲まれたすばらしい自然環境の中に建つログハウスの整体院です。
当庵は妊婦さん、骨盤調整、お子様連れを歓迎いたします。 スタッフがいる場合は保育も可能ですので、予約時にお伝えください。 また、出張も多く、遠方での施術、寝たきりの方への治療など喜ばれております。 お気軽に御相談ください。
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日付 |
院長のひと言ふた言 |
10/11/16 |
森氣短句〜ログハウスの整体院から森の便りNo28〜 |
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<相模湖の森からお届けします 漢方整体森氣庵です>
今朝は2℃、寒くなった相模湖です。
紅葉が色づき、山々が美しい季節、そして我が家はもっとも日のあたらない季節、冷えています。
この一年は仕事が忙しく、さらに秋がなかったため、大事な薪を作る時間がないまま11月・・・
皆さんに声を掛けられ、薪の木は沢山あるのですが、玉切り(チェーンソーで50cm程度に切ること)、
薪割り(斧で4〜6等分に割る事)の時間がないのですね、しかも割った薪は日の当る場所で1年以上乾かさなくてはいけない、
そう、今用意しても2012年になってしまうのです、何とも気長な話、それが自然のサイクルですが、切羽詰った今からの分は何とも困ったものであります、そんな事もあり、ファンヒーターを新調しました!(まったくもってエコでない話)
我が家に来たファンヒーターはアラジンという昔ながらのストーブメーカーが作っている最新版!
昔々のアラジンブルーヒーターもこの家を作っているときから活躍していて、今でも待合室の暖房にする時があります。
時が経ってもアラジンというメーカーは魅力的なもの作りをしていて、ファンヒーターの設定温度に達すると、遠赤外線のヒーターに切り替わり、弱い温風も出てきます。
ダッチオーブンや薪ストーブも遠赤外線、離れていても、芯まで温まるのはこのおかげ、小さいわりに今時期の気温であれば、吹き抜けのある広い我が家でも十分暖かいのです。
ちなみに施術室の暖めている石油ストーブは、英国製のVALORという 燃焼筒が2本あるアンティークストーブで昔は芦屋のお屋敷で使われていたのだろうなあと推測できるもの(オークションでゲット)
手を入れればよみがえる古い道具は本物だからアンティークとして残れるのだなあと実感します。
隣の藤野町に移住し、古民家を探している昨日来た患者さんに聞いた話しだと、100年も前に作った部分は今でも問題ないのですが、後からリフォームした部分は腐ってしまい使えないといいます、木の質も大工仕事も今やアンティークにはなれないようです。
さて、物に関しては古い方がいい気がしますが、人間に関しては古い人ほど、難しい・・・
70歳前後の男性に特徴的なことは関節の硬さ、肩、腰、足、どこもガチガチに固まっています。一般的に
”頑固”、”世間様には愛想がいい”、”家では何もしない”、”定年になっているのに偉そう(役職は会社の中でのみ使える立場)”なんて話を奥様方やお嬢様方が「まったく、うちのお父さんたら〜」とよく話していますね。
たしかに、この世代そういう特徴が多く見られます、言って見れば世代病、飲みニュケーションや喫煙がもっとも謳われていた世代で、高血圧、癌、糖尿、痛風など、病気もオンパレード、質より味より量が大事!
そんな世代ですね、あんまり非難するとかわいそうなので、このぐらいにしときましょう。 いやいや本題ですが、変わらないお父さん達ですが、実は ”変われない” 秘密があるのです。
では皆さん、仰向けに寝てください。
「右足を上げてー」
「はい、下ろしてー」
出来ましたね、そう出来るはずです、でもお父さん達は出来ないのです、うそみたいでしょ?
身体中に力が入っていて、緩まない、もちろん自覚はなし、身体に力が入っていることすら気づかない。
つまり、意識で身体を動かす事ができないということ、周りから見ると何度言っても変わらない、言われたとおりに出来ない、と見えてしまうのです。
変わらないのではなく変えられない ということです。 こういう患者さん達を治療し、身体を緩めていくのは大変な事、まず、自分の身体を自分でコントロールできていないということに気付いてもらいます、そして、意識を変えてもらいます。
何となくにやけてごまかしたり、偉そうな態度で大きく見せたり、自分が一番偉い! というエネルギーを発散していますが、
誰がなんと言っても、 ”家庭内の取締役は奥様です” あしからず。
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